布団乾燥機比較のポイント
布団乾燥機は、梅雨の時期、花粉の時期にはとても重宝します。 また共働き夫婦のご家庭や交通量の激しい道路沿いのお家、マンションで布団干しの規制がある場合にもあると便利な生活家電です。
布団乾燥機は冷蔵庫やエアコンなどのように日中連続稼動させるわけではないし、精密機器というほどでもないので、 故障も少なく一度購入するとそのまま長いつき合いになることが多いです。 我が家でも10数年前の布団乾燥機がまだ現役で大活躍してますが、しっかりフカフカふわふわになります。
でも最近ではそんな「10数年前の布団乾燥機」にはついてなかった機能が追加されています。 布団乾燥機人気ランキング をのぞいてみると、布団だけを乾燥させる単機能の製品は珍しくなって、小物乾燥、ダニ&花粉対策付きの「多目的布団乾燥機」 が人気を集めてます。
そこで布団乾燥機選びのポイント。 布団を乾燥させる基本的な機能はどの機種もほぼ同じ。 そうすると乾燥機を比較する際にどこで判断するのか? これは『どういう付加機能がついてるか』 または『どういう機能が欲しいか』という点に着目するのが良さそうです。
そこで、さっそくいろいろとショップ巡りをして、我が家の布団乾燥機にはない便利機能をリストアップしてみました。 ちなみに家の乾燥機はタイマーはあるけどダイヤル式のアナログです。
【多目的布団乾燥機の機能】
- 靴、ブーツ乾燥:
乾燥機に専用ノズルをジョイントして、靴にさしこみ乾燥するタイプが多いです。 - ダニ対策:
ダニは、温度50~60度で死滅すると言われてます。 茨城県消費生活センター布団乾燥機のテスト によると、『すべての銘柄でダニが繁殖しにくい乾燥状態と温度(50℃以上、20分)になった』という結果が得られています。 この調査は2003年1月27号の時点のものですので、現在でも問題はないと思われます。割と多くの乾燥機に「ダニ退治」表示がされています。 -
衣類乾燥:
衣類乾燥には「下着、小物」限定のものと、Tシャツのようなもう少し大型の衣類を乾燥できる機種があります。 「下着、小物」はマットを二つ折りにして挟んだり、マットの上に乗せて乾燥できるタイプがあります。 大型のものでは、 MK(エムケー)DML-705のような衣装ケースの中で乾燥させたり、 三菱の吊り下げ方式(画像)のような「衣類乾燥カバー」で洗濯ハンガーをスッポリ包みこむタイプがあります。
- フィルター:
ダニや花粉のアレルゲンを吸着したり分解する為のフィルター。 代表的なフィルターに「アレルキャッチャー」があります。 ダイワボウと信州大学が共同開発したもので、 アレルゲンの分解能力は99・99%。効果が長期間持続し、消臭抗菌効果もあると言われてます。
参考: 繊維ニュース/ダイワボウ「アレルキャッチャー」/驚異の多機能繊維 - 乾燥コース:
夏モード、冬モード(あるいは夏コース、冬コース)という乾燥コースがあります。 冬は乾燥終了まで温風が出ますが、夏は布団に熱が残るので乾燥後に送風に切り替わりクールダウンしてくれるものです。 - その他には、アロマ効果があるもの。冬の足元暖房ができるもの。羽毛羊毛乾燥機能がついてるものなどがありました。
こういう多目的機能が追加されればされる程それだけ値段が高くなる傾向にあります。 靴乾燥や衣類乾燥はご家庭の事情でということになりますが、布団だけ乾燥できれば良いという方は 安いものでも十分かと思います。
乾燥機のマットサイズは大きめの布団にも対応できるようダブルサイズをご購入できればそのほうがより良いかもしれません。 シングルサイズの布団にダブルサイズのマットを使っても良いそうです。 ダブルサイズのマットは一般的に、幅1200×長さ1800mmですので、ショップでご確認ください。
また参考までに電気代の目安ですが、 ナショナルFD-F06A4の場合ですと、綿 約15円、羽毛 約13円、くつ 約7~13円。 三菱AD-P40なら、小物くつ 120分で26.7円、ふとん乾燥60分で13.3円となります。 各1回分です。
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